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「会社を辞めたら、やっていけないのではないか」
独立を決めたころ、私はこんな不安を
持っていました。
その時期に読んだのが、
『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)』です。
読んで、将来への不安が軽くなりました。
理由は2つあります。
「途中で働き方を変えていい」と思えたこと。
そして「お金以外にも備えられる」と
わかったことです。
この記事でわかること
- 『LIFE SHIFT』がどんな本か
- 会社を辞める前の不安が軽くなった2つの理由
- 読んでから変わった時間の使い方
- 読むときに気になった点
『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)』はどんな本?

著者は、ロンドン・ビジネススクール教授のリンダ・グラットンさんとアンドリュー・スコットさんです。
副題は「100年時代の人生戦略」。
その答えを、お金、仕事、時間の使い方、
人間関係まで幅広く考えていく本です。
会社員時代は「定年まで働いて引退」が当たり前だと思っていた

会社員時代の私は、定年まで働いて、
そのあと引退するのが当たり前だと思っていました
そんな私が、会社を辞めて独立すると
決めたんです。
ただ、「辞めたらやっていけないのではないか」と
いう不安はありました。
今の働き方を定年まで続けるか迷っている人なら、
似たような不安に覚えがあるかもしれません。
なお、独立前のお金の備えについては、
生活防衛資金の記事にまとめています。

この記事では、
本から受け取った考え方の話をします。
不安が軽くなった理由1:人生の途中で働き方を変えていい

印象に残った1つめは、
「3ステージの人生」が崩れるという話です。
3ステージとは、
教育→仕事→引退の順に進む人生のことです。
まさに、会社員時代の私の考え方でした。
本では、これからは多くの人が
「マルチステージ」の人生を生きるようになると
説明されています。
途中で学び直したり、働き方を変えたりしながら、
いくつものステージを生きる考え方です。
新しいステージの例として出てくるのが、
「ポートフォリオ・ワーカー」。
複数の活動を同時に行う働き方のことです。
これを読んで、
途中で働き方を変えてもいいんだと思えました。
定年まで同じ形で働き続けなくてもいい。
この考え方で、「辞めたらやっていけない」と
いう不安が軽くなりました。
独立後の働き方を決める後押しにもなった
独立後の働き方として決めたのは、
次の2つでした。
- 仕事を1つに絞らず、いくつかを組み合わせる
- 完全には引退せず、ほどほどに働き続ける
1つめは、本に出てくる
ポートフォリオ・ワーカーに近い働き方です。
2つめは、資産収入だけに頼らず働き続ける、
サイドFIREの考え方です。
不安が軽くなった理由2:お金以外にも備えられる

印象に残った2つめは、
「見えない資産(無形資産)」の話です。
本では、お金(有形資産)と同じように、
見えない資産も大事だと説明されています。
出版社の特設ページでは、
見えない資産を3つに分けて紹介しています。
| 見えない資産 | 中身 |
|---|---|
| 生産性資産 | 主に仕事に役立つ知識やスキル |
| 活力資産 | 健康や、良好な家族・友人関係 |
| 変身資産 | 変化に応じて自分を変えていく力 |
同じページには、見えない資産は
「有形資産の形成を後押しする」ともあります。
将来への備えは、お金だけではない。
そうわかったことも、不安が軽くなった理由です。
読んでから何が変わった?学びと人間関係の時間

この本で見えない資産を知ってから、
意識してそこに時間を使うようになりました。
増えたのは、学びと人間関係の時間です。
学び:読書は年4冊くらいから年100冊以上に
この本を読む前、読書は年4冊くらいでした。
今は、年100冊以上読んでいます。
読書とは別に、仕事のスキルとお金の勉強にも、
最低でも週7時間をあてています。
仕事のスキルの勉強は、
本でいう「生産性資産」にあたります。
人間関係:家族・友人との時間と、新しいつながり
増やしたのは、家族と過ごす時間と、
友人や知人と会う機会です。
会社の外では、新しい知り合いもできたんです。
今、人と会うのは月4回くらいです。
本の分け方でいえば、
家族や友人との関係は「活力資産」です。
気になった点は2つ:分厚さと海外の事例

読んでいて気になったのは、次の2点です。
- 416ページと分厚く、読み終えるのに時間がかかる
- 海外の事例が多く、日本の制度や働き方に当てはめるには、読み替えが必要
この本を読んでほしいのはどんな人?

この本は、
次のような人に読んでほしいと思っています。
- 今の働き方を定年まで続けるか、迷っている会社員
- 将来への備えを、貯金や投資などお金の準備だけで考えている人
まとめ

- 独立を決めてから退職するまでの間に読み、「会社を辞めたらやっていけないのではないか」という不安が軽くなった
- 理由は「途中で働き方を変えていい」と思えたことと、「お金以外にも備えられる」とわかったこと
- 読んでから、学びと人間関係に時間を使うようになった(読書は年4冊くらい→年100冊以上、人と会うのは月4回くらい)
- 気になった点は、416ページという分厚さと、海外の事例の多さ(日本に当てはめるには読み替えが必要)
定年まで今の働き方を続けるか迷っているなら、
一度手に取ってみてください。
