本記事には広告(PR)が含まれます。
『ゼロ秒思考』という本に、「考える」と
「悩む」は違う、という話が出てきます。
悩むというのは、答えの出ないことを
頭の中で何度も回している状態のこと。
考えるというのは、
紙に書き出して前に進めている状態のこと。
同じように頭を使っていても、
この2つはまったく別のものだという説明でした。
私がこの本で印象に残ったことの1つが、
この区別です。
読んだのは個人事業主になってからで、
買ったのはKindle版でした。
本の中心にある「A4メモ書き」を
実際にやってみて、3ヶ月続けました。
毎日書くのはやめましたが、今も気になることが
出てきたときには書いています。
この記事でわかること
- 『ゼロ秒思考』がどんな本か
- 本の中心にあるA4メモ書きのやり方
- 1日10枚を3ヶ月続けて変わった3つのこと
- 毎日書くのをやめたあと、今どうしているか
- 向いている人と、向かないと思う人
『ゼロ秒思考』はどんな本か

一言でいうと、A4の紙に1件1分でメモを書き、
それを毎日くり返すための本です。
著者は赤羽雄二さん。
やることは、驚くほど単純です。
頭に浮かんだことを、
1枚につき1テーマだけ書きます。
1枚にかける時間は1分、それを1日10枚。
考え方を学ぶ本というより、
手を動かすための本です。
「考える」と「悩む」は違う

この本の土台にあるのが、冒頭に書いた区別です。
同じことを何日も頭の中で回しているとき、
本人としては考えているつもりでいます。
けれど答えは出ていないし、
次の行動も決まっていない。
それは考えているのではなく、
悩んでいるだけだというのが本の指摘でした。
では、どうすれば悩むから考えるへ移れるのか。
本の答えが「紙に書く」です。
頭の中は、同じ言葉を何度でも
再生できてしまいます。
紙に書くと、そこで一度止まる。
書いたものは目で見えるので、
次に何を決めればいいかが自分でわかります。
A4メモ書きのやり方(ルールは6つ)

本で紹介されているルールは、次のとおりです。
- A4のコピー用紙を横向きに置く
- 1枚に1テーマだけ書く
- 上に見出し、その下に4〜6行
- 1枚にかける時間は1分
- 1日10枚
- 書いた紙は捨てずに保管し、あとで見返す
私が用意したのは、
A4のコピー用紙とペンだけです。
書いた紙は、捨てずに保管していました。
本のルールどおり、あとで見返していました。
このルールの中で印象に残っているのは2つです。
1件1分という時間制限と、
とにかく量を書くという考え方。
1日10枚を3ヶ月続けて変わった3つのこと

書いていたのは、
本の推奨どおり1日10枚です。
3ヶ月続けて、
変わったことが3つありました。
1. 頭の中のモヤモヤが言葉になった
もやっとした状態のままだと、何が
引っかかっているのかを自分でも説明できません。
書き出すと、それが言葉になります。
2. 考えごとを引きずることが減った
引きずるとは、同じことを何度も思い出すことです
紙に出してしまうと、その回数が減りました。
3. 判断・決断が早くなった
判断の材料が言葉になっていると、
決めるのが早くなります。
特に役に立った3つの場面
役に立った場面は、大きく3つでした。
1つめは、仕事の段取りや進め方。
2つめは、働き方やこれからのこと。
3つめは、人間関係のモヤモヤです。
毎日書くのをやめたあと、今どうしているか

今は毎日は書いていません。
始めた頃に比べて、書くことが減ったからです。
ただ、やめたわけでもありません。
気になることが出てきたときに書いています。
必要なときに戻れる道具として、
手元に残っている状態です。
向いている人・向かない人

向いていると思う人
- 同じ悩みを何日も引きずりがちな人
- 頭の中では考えているのに、話そうとすると言葉が出ない人
- 手を動かす解決策を探している人
どれも、頭の中だけで片づけようとすると
行き詰まるタイプです。
「考える」と「悩む」の区別が刺さる人ほど、
試す価値があると思います。
必要なものは、紙とペンだけ。
始めるハードルとしては、かなり低いほうです。
向かないと思う人
- 決められた枚数をこなすことが目的になってしまう人
- 書いたものを人に見せる前提で、きれいにまとめたくなる人
このメモ書きは、
うまく書こうとした瞬間に止まります。
人に見せない紙だと決めてしまったほうが、
手は動きます。
まとめ

- 『ゼロ秒思考』はA4の紙に1件1分でメモを書く方法をまとめた本で、土台にあるのは「考える」と「悩む」は違うという区別
- 私は本の推奨どおり1日10枚を3ヶ月続けた
- 変わったのは、モヤモヤが言葉になったこと・考えごとを引きずることが減ったこと・判断が早くなったこと
- 毎日書くのをやめたのは、書くことが始めた頃より減ったから
- 今も、気になることが出てきたときには書いている
1日10枚を3ヶ月続けて、
得られるものはありました。
まずはA4の紙を1枚だけ用意して、
1分書いてみるところからで十分だと思います。
