『父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え』感想|初心者にまず伝えたいのは「貯める力」

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投資を始めて数年たってから読んで、
「答え合わせになった」と感じた本があります。

『父が娘に伝える自由に生きるための
30の投資の教え』です。

今回読んだのは改訂版です。

読み進めるうちに、
「これは自分もやってきたな」と
うなずくところが何度もありました。

なかでも、私が実践していたことと重なる教えが
4つあります。

その中で、投資を始めたばかりの人に
まず伝えたいのが「貯める力」です。

なぜなら、
投資を始める前から
取り組めることだからです。

この記事でわかること

  • 『父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え』がどんな本か
  • 読んで「答え合わせ」になった4つの教え
  • 初心者にまず伝えたい「貯める力」と、会社員時代に私がやっていた3つのこと
  • 読むときに気をつけたいこと
目次

『父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え』はどんな本?

著者は、ジェイエル・コリンズさんです。

1975年から投資をしている個人投資家で、
ブログも書いています。

著者は2011年、娘さんに向けて
「お金と投資」についての手紙を書きました。

それをブログで公開したところ、
世界中から注目されるようになったそうです。

出版社の著者紹介によると、著者が実践したのは
次のようなシンプルな方法です。

  • 収入の半分を投資する
  • 借金をしない
  • インデックスファンドに投資する

著者紹介には、こうした方法によって
「経済的自由を手に入れた」とあります。

この記事では、
30の教えすべてを取り上げるのではなく、
私自身の体験と重なったところを中心に紹介します

読んで「答え合わせ」になった4つの教え

本の教えのうち、
私も実際にやっていたのは次の4つです。

本の教え私の場合
収入と支出の差を大きくして、貯蓄率を高める会社員時代、手取りの約半分を先取り貯蓄していた
低コストのインデックスファンドを使う同じ指数に連動する商品を、信託報酬で比べて選んだ
暴落しても売らない2024年8月と2025年4月の急落でも売らなかった
資産の4%で暮らせる状態を目指すその状態を目標にして、投資を続けている

そのため、この本を読んで
大きく投資方針を変えたことはありません。

むしろ、
「これまでやってきた方向でよかったんだ」と
確認できた1冊でした。

なぜ初心者にまず「貯める力」を伝えたいのか?

4つの中で、投資初心者に
いちばん伝えたいのが「貯める力」です。

稼ぐ力だけでなく、貯める力を磨いて、
収入と支出の差を広げること。

投資を始めると、「何を買えばいいんだろう?」と
商品選びが気になりますよね。

でも、貯める力は投資を始める前から
取り組めます。

出版社の著者紹介にも
「収入の範囲内で生活するようになり」とあり、
著者が実践したことの1つとして
「収入の半分を投資する」ことが紹介されています

会社員時代に私がやっていた3つのこと

貯めるために会社員時代にやっていたのは、
次の3つです。

1つ目は、先取り貯蓄です。
給料日の当日か翌日に、決まった金額を
貯蓄用の口座へ移していました。

金額は毎月ほぼ同じで、手取りの約半分です。

口座の分け方については、
先取り貯蓄を2口座制にした話にまとめています。

2つ目は、家計簿で支出を把握することです。

何にいくら使っているのかを
見えるようにしていました。

家計簿のつけ方については、
家計簿が続かない人の4項目記録法で紹介してます。

3つ目は、住まいの費用を抑えることです。

私は親戚の家に住まわせてもらい、
家賃を抑えていました。

住居費は家計の中でも大きな支出です。

ここを抑えられたことは、
貯蓄率を高めるうえで大きかったと思います。

まずは、自分の収入と支出の差が
どれくらいあるのか、一度確認してみてください。

残り3つの教えと、私の場合

低コストのインデックスファンドを使う

私も、同じ指数に連動する商品を並べ、
信託報酬を比較して選んできました。

本の目次にも「インデックスファンドはやる気の
ない人のためのもの?」という章があります。

信託報酬0.1%の差が
30年間でどれくらいになるかは、
信託報酬の差を計算した記事で試算しています。

暴落しても売らない

私は、2024年8月と2025年4月の急落でも
売りませんでした。

もともと長期で持つつもりだったため、
値下がりしても「売ろう」とは思いませんでした。

投資を続けていれば、
相場が大きく下がる場面は避けられません。

そんなときにどう行動するかを、
あらかじめ考えておくことも大切だと感じました。

資産の4%で暮らせる状態を目指す

私も、資産の4%で生活費をまかなえる状態を
ひとつの目標にして、投資を続けています。

本の後半には、
「引き出す比率 ─ 結局、いくら使えるか」
という章があります。

ただし、4%という数字を
そのまま日本で使えるとは限りません。

4%ルールを日本でどう考えるかについては、
4%ルールは日本人にも当てはまるのかに
まとめています。

読むときの注意:アメリカの話は読み替えが必要

この本には、アメリカを前提にした
制度や商品についての話も出てきます。

目次にも、
アメリカの商品や会社を扱う章があります。

そのため、日本で実践するときは、
そのまま当てはめるのではなく、日本の制度や
商品に置き換えて考える必要があります。

とはいえ、
「支出を抑える」
「低コストで投資する」
「暴落しても慌てない」
といった基本的な考え方は、
日本でも参考にしやすいと感じました。

この本を読んでほしいのはどんな人?

投資を始めたばかりの人に、読んでほしい1冊です。

同じインデックス投資の本では、
『敗者のゲーム』の感想も書いています。

まとめ

  • 『父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え』は、ジェイエル・コリンズさんの本。改訂版は2025年9月発売
  • 投資を始めて数年たってから読んだ私にとっては、「答え合わせ」になる1冊だった
  • 私の経験と重なった教えは、「貯める力」「低コストのインデックスファンド」「暴落しても売らない」「資産の4%で暮らせる状態を目指す」の4つ
  • 初心者にまず伝えたいのは、投資を始める前から取り組める「貯める力」
  • アメリカを前提にした部分は、日本の制度や商品に読み替えて考える必要がある

投資というと、
つい「何を買うか」に目が向きがちです。

でも、その前に収入と支出の差を広げて、
投資に回せるお金をつくることも大切です。

これから投資を始める人は、まず自分の家計を
振り返るところから始めてみてはいかがでしょうか

※本記事は個人の体験・見解の共有であり、特定銘柄や商品を推奨するものではありません。
投資判断はご自身の責任でお願いします。

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