新NISAで持っている投資信託や株が上がったとき、
利益を確定したくなったことがありませんか?
私はあります。
上がりすぎだと感じて、
ここから先は下がりそうだと思ったからです。
それでも、新NISAの口座では、
まだ一度も売っていません。
今は売るかどうかを、値動きではなく、
あらかじめ決めた金額で判断しています。
このルールを決める前は、違いました。
値動きにつられて株を売り、
後悔したこともあります。
この記事では、私が新NISAの売却タイミングを
どう決めているかをまとめます。
この記事でわかること
- 新NISAで売りたくなった場面と、売らなかった理由
- ルールを決める前に起きたこと
- 私が決めている売るルール
- 新NISAで売る前に知っておきたい3つの仕組み
新NISAで売りたくなったのは「上がったとき」だった

私は新NISAで、S&P500に連動するインデックスの
投資信託と、日本の高配当株を持っています。
どちらも大きく上がったとき、
利益を確定したくなりました。
理由は、上がりすぎだと感じ、
ここから先は下がりそうだと思ったからです。
でも、売りませんでした。
いちばん大きな理由は、自分で決めた上限金額を
超えていなかったからです。
ルールを決める前は、つられて売って後悔した

今の売るルールを決める前は、
値動きにつられて売ったことがあります。
学生時代のデイトレードと、
会社員時代に持っていた日本の個別株です。
上がったときに売ったことも、
下がったときに売ったこともありました。
売ったあとも株価が上がり、
持ち続けていればよかったと後悔しました。
上がっても下がっても、
そのときの値動きが売るきっかけだったんです。
学生時代のデイトレードの話は、
別の記事に書いています。

今の売るルールは「上限金額を超えた分だけ売る」

今のルールを決めたのは、2024年の前半です。
資産が増えて、決まりが必要になったのが
きっかけでした。
目標とする資産額を先に決めて、
4つの区分に25%ずつ割り振っています。
| 区分 | 目標の比率 |
|---|---|
| 現金 | 25% |
| 日本の高配当株 | 25% |
| 米国の高配当株 | 25% |
| インデックス投資(S&P500) | 25% |
米国の高配当株は、
NISAではなく特定口座で持っています。
上限にしているのは、
そのときの資産額の25%ではありません。
あらかじめ決めた目標資産額の25%にあたる、
固定の金額です。
月に1回、4つの金額を確認します。
現金以外の3つは、上限金額を超えていたら、
超えた分だけ売ります。
超えていなければ、売りません。
資産が目標に届いていないうちは、
比率で25%を超えていても売りません。
くわしいやり方は、こちらの記事にまとめました。

売るかどうかに、値動きは入らない
このルールでは、上がりすぎかどうか、
下がりそうかどうかは判断材料にしません。
見るのは、金額が上限を超えたかどうかだけです。
下落の場面もありました。
2024年8月ごろと2025年4月ごろの急落では、
売らずに買い増しました。
ルールを決める前の2020年3月頃(コロナショック)
も、売らずに買い増しました。
このときは「下がったら買う」と決めていました。
NISA口座の中でも、区別せずに売る
上限金額を超えたら、
NISA口座の中のものでも売るつもりです。
口座で区別せず、超えた分を売ります。
新NISAで売る前に知っておきたい3つの仕組み

新NISAで売るときは、ふつうの口座
(特定口座など)とは違う点があります。
売る前に、次の3つは押さえておきたいところです。
1. 売った枠が戻るのは「翌年以降」「買ったときの金額分」
新NISAで売ると、非課税で持てる枠(総枠)が
翌年以降に戻ります。
戻るのは、売った金額ではなく、
買ったときの金額(簿価)の分です。
たとえば100万円で買ったものを150万円で
売ったら、戻る枠は100万円分です。
総枠の上限は、
買ったときの金額の合計で1,800万円。
売った分は翌年以降に戻るので、
一生で買える金額の上限ではありません。
一方で、1年に買える金額は、
つみたて投資枠と成長投資枠を
合わせて360万円までです。
戻った枠も、この年間の上限の中で
使うことになります。
2. 損が出ても、ほかの口座の利益と相殺できない
NISA口座で出た損は、
税金の計算上なかったものとして扱われます。
特定口座などで出た利益や配当と
相殺(損益通算)できません。
損を翌年以降に繰り越すこともできません。
3. 非課税で持てる期間は無期限
新NISAは、非課税で持っていられる期間に
期限がありません。
非課税期間の終わりに合わせて、
売るかどうかを考える必要はありません。
売り時は、値動きを見る前に決めておく

ルールにしておかないと、
そのときの気持ちで売ってしまう。
以前の私が、まさにそうでした。
今は、売るかどうかを金額で決めています。
上がりすぎだと感じたときも、
売らずに済みました。
売る条件は、私と同じでなくてかまいません。
現金をどれくらい持っておきたいか、
上限の金額は、人によって違うからです。
大事なのは、値動きを見る前に
決めておくことです。
まとめ

- 新NISAで売りたくなったのは、上がりすぎだと感じたとき(インデックスと日本の高配当株)
- ルールを決める前は、値動きにつられて売り、その後も値上がりして後悔した
- 今は「上限金額を超えた分だけ売る」と決めていて、値動きは判断に入れていない(NISA口座の中も区別せずに売るつもり)
- 新NISAで売った枠が戻るのは翌年以降で、買ったときの金額分
- NISAで出た損は、ほかの口座の利益と相殺できない
※本記事は個人の体験・見解の共有であり、特定銘柄や商品を推奨するものではありません。
投資判断はご自身の責任でお願いします。
