投資を始める前に、
よくある失敗を知っておきたい。
そう思って検索している方も、
多いのではないでしょうか。
私にも、投資で失敗した経験があります。
ただ、どれも
「大きく損をした」という話ではありません。
私が失ったのは、
お金よりも「時間」でした。
この記事でわかること
- 私が実際にやった失敗3つと、そのあと何を変えたか
- やらずに済んだ失敗2つと、その理由
- 始める前に決めておくと楽になるルール
失敗1:買った直後、1日に何度もアプリを開いていた

投資を始めた最初の数ヶ月、私は1日に何度も
資産額のアプリを開いていました。
理由は単純で、新しくて面白かったからです。
数字が動くのを見ているだけで、
なんとなく楽しかったんですよね。
でも、これは時間がもったいなかった。
毎日開いても、そこで自分がやることは
何もありません。
変えたこと:見る頻度を先に決めた
今は月1回です。
月初に前月の家計簿をしめるタイミングで
口座を開いて、資産の配分を目標に戻します。
多くても週1回まで、と決めています。
毎日開くのをやめられたのは、
我慢したからではありません。
「月1回、この作業をする」と決めたら、
それ以外に開く理由がなくなっただけです。
見る回数を減らそうと頑張るのではなく、
見る日のほうを決めてしまう。
私にはこのほうが継続できました。
失敗2:中身が大きく重なる投資信託を2本持っていた

一時期、インデックス投信を2本、
同時に持っていました。
ひとつは米国株式全体に投資するもの。
もうひとつはS&P500に連動するものです。
なぜ2本持っていたかというと、
評判の良い商品を順番に買っていったからです。
ただ、数の上では2本でも、
中身はかなり重なっています。
値動きも、ほぼ同じ方向に動きます。
本数は増えているのに、
投資先はほとんど広がっていない。
そんな状態になっていました。
変えたこと:売って1本にまとめた
気づいたあと、片方を売却して
S&P500のインデックス投信にまとめました。
今もそれ1本です。
商品が1本になると、
月1回の確認で見る場所も1か所で済みます。
全体で何にいくら入っているかも、
そのぶん把握しやすくなりました。

失敗3:学生時代、デイトレードで時間だけが溶けた

学生時代、時間に余裕があったので、
株のデイトレードをやってみたことがあります。
実際に売買もしました。
といっても、損益はごくわずかです。
問題だったのは、
お金ではありませんでした。
当時は今ほど情報も多くなく、
調べても仕組みをなかなか理解できません。
よく分からないまま値動きだけを追いかけて、
気づけば時間だけが溶けていました。
変えたこと:値動きを追わなくていい形にした
今は、毎日チャートを見なくても
成立する方法にしています。
決めた配分を、月1回だけ目標に戻す。
投資に使う時間は、この作業だけです。
毎回30分以上かかりますが、
これは買えそうな株を探す時間も含んだ数字です。
比率をそろえるだけなら、もっと短く終わります。
短期で結果を出そうとする方法は、値動きを
見ている時間そのものがコストになります。
私の場合、そこで消えたのは
損失ではなく時間でした。
やらずに済んだ失敗2つ

ここからは、私はやっていない失敗です。
気持ちは分かるけれど、
たまたま踏まずに済んだ、という2つ。
下がったときに怖くなって売ってしまう
長期で持つつもりで買ったのに、
下落が続くと耐えられなくなって手放してしまう。
私も、大きな下落を経験しました。
ただ、そのときは売らずに、
むしろ買い増しています。
意志が強かったからではありません。
あらかじめ資産配分を決めていたからです。
私は、現金・日本の高配当株・
米国の高配当株・インデックス(S&P500)を
25%ずつ持っています。
株価が下がれば、
相対的に現金の比率が高くなります。
すると手元には、
「売るための株」ではなく、
「買うための現金」がある状態になります。
下がったから売るのではなく、
決めた比率に戻すために買う。
やることを「判断」ではなく「作業」に
していることが、大きいのだと思います。
生活防衛資金より先に投資を始めてしまう
急な出費が必要になったとき、
値下がりしている資産を取り崩すことになる。
いわゆる、
「投資を始める順番を間違える」失敗です。
私は、これも経験していません。
とはいえ、
順番をきちんと理解していたからではありません。
もともとタンス貯金をしていて、
投資に回すお金とは別に、
手元に現金があったからです。
現在は、資産全体の25%を現金で持ち、
その中に生活防衛資金も含めています。
生活防衛資金とは別に、
投資用の現金を用意しているわけではありません。

も参考にしてみてください。
まとめ

| 失敗 | 私の場合 | 変えたこと |
|---|---|---|
| 1. 毎日アプリを開く | やった | 見る日を月1回と決めた |
| 2. 中身が重なる商品を持つ | やった | 売って1本にまとめた |
| 3. 短期で増やそうとする | やった(学生時代) | 値動きを追わない形にした |
| 4. 下落で怖くなって売る | やっていない | 配分を先に決めていた |
| 5. 現金より先に投資する | やっていない | もともと手元に現金があった |
私が実際にやった3つは、
どれもお金より時間を取られる形でした。
そして共通しているのは、
「先にルールを決めていなかった」ことです。
金額や商品を決める前に、
どのくらいの頻度で口座を見るかを決めておく。
これから始める方には、
そこがいちばん楽になるところだと思います。

※本記事は個人の体験・見解の共有であり、特定銘柄や商品を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。
