S&P500とオルカン、私はこう使い分けています|自分はS&P500、子の口座はオルカンにした理由

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「S&P500とオルカン、どっちがいいの?」

新NISAで積立を始めた人なら、一度は迷ったことがある問いだと思います。

正直に言うと、私もかなり迷いました。
どちらも人気で、どちらも「これで十分」と言われている。
なのに、情報を調べれば調べるほど「どっちにすればいいかわからない」が増えていく。

この記事では、そんな迷いをどう整理して、私が「自分の口座はS&P500、子の口座はオルカン」という使い分けにたどりついたかを書きます。

この記事でわかること

  • S&P500とオルカンの違い(シンプルに整理)
  • 私が自分の口座でS&P500を選んだ理由
  • 私が子の口座でオルカンを選んだ理由
  • 「口座ごとに分ける」という考え方が向く人・向かない人

目次

結論:S&P500もオルカンも優れた選択肢。「商品の優劣」より「誰の口座か」で決める

最初に結論を書いておきます。

S&P500もオルカンも、どちらも優れた投資商品です。
「こっちのほうが唯一の正解」という答えはありません。

迷いが消えないのは、比較する軸が「商品の優劣」になっているからだと思います。

なお「そもそも毎月いくら積み立てればいいかわからない」という方は、先にこちらを読んでみてください。

新NISAに月いくら入れる?会社員なら「手取りの2〜3割」が基準になる理由

私が考え方を変えたのは、「誰のための口座か」「何年後に使う口座か」を先に整理したときでした。
口座の役割が決まると、商品の選び方も自然と見えてきます。


S&P500とオルカンの違いをサクッと整理

まず基本的な特徴を整理しておきます。
推奨ではなく、事実の確認です。

S&P500オルカン(全世界株式)
投資対象米国大型株500社世界約50か国・数千社
地域米国のみ全世界(米国・欧州・新興国など)
米国比率100%約60〜65%(時期により変動)
値動き米国経済に連動世界全体の経済に連動
信託報酬超低コスト超低コスト(S&P500よりわずかに高め)

ポイントをひとつだけ言うと、オルカンの中身は半分以上が米国株です。

「オルカンを買えばS&P500も含まれている」と言っても大きくは間違いではありません。
両者は似て非なるようで、実はかなり重なっています。


私が自分の口座でS&P500を選んでいる理由

「私はこうしている」という個人の話として読んでください。
「だからあなたもS&P500にすべき」とは思っていません。

長期の実績が、腹落ちの根拠になった

S&P500を選んだいちばんの理由は、長期にわたる実績です。

過去数十年の推移を見ると、S&P500はリーマンショックやコロナショックなどの大きな下落を経験しながらも、長期では右肩上がりの傾向が続いてきました。

「過去に上がってきた=これからも必ず上がる」ではありません。
それはわかっています。

でも、長い実績があるものは、自分が「腹落ちして持ち続けられる」根拠になる。
私にとっては、それが大事でした。

世界を動かす企業が、今はアメリカに集まっている

S&P500には、NVIDIA・Apple・Microsoft・Amazon・Googleといった企業が含まれています。

これらは現時点で世界経済に大きな影響力を持つ企業です。
「今後もしばらくは、こうしたアメリカの大企業が世界経済を引っ張るだろう」という考えのもと、米国集中でも許容できると判断しました。

オルカンと迷った時期もあった

正直に言うと、迷いはありました。

ニュースで中国やインドの経済成長を伝える記事を見るたびに、ふと思ったんです。

「このままS&P500だけでいいのか?」
「米国以外が伸び始めたら、乗り遅れるんじゃないか?」

そう考えたこともあります。

それでも最終的にS&P500を選んだのは、「もしアメリカに代わる国が出てきたら、そのときにその国の株を買い始めればいい」と考えたからです。

今この瞬間に「将来の覇権国」を当てにいくより、現時点で実績のある米国に集中しておく。変化が見えたときに動けばいい、というシンプルな発想です。


子の口座でオルカンを選んでいる理由

子の口座は、自分の口座とは時間軸が違います。

私の場合、子の口座は数十年単位で運用できる前提で考えています。
時間が長ければ長いほど、「どの国が伸びるかわからない」という不確実性は高まります。

数十年後の世界はわからない

今のアメリカの強さが、30年後も変わらず続いているかどうかはわかりません。

過去の歴史を見ると、覇権を握る国・地域は時代とともに変わってきました。
数十年後にアジアが主役になっているかもしれないし、別の地域かもしれない。

「どの国が伸びるかわからないなら、世界全体に乗っておく」という考え方がオルカンです。

時間軸が非常に長い口座では、この発想が自分には腹落ちしました。

「どっちにすればいい?」と聞かれたら、オルカンと答えることが多い

少し話が変わりますが、「S&P500とオルカン、どっちにすればいいですか?」と聞かれたとき、私は「オルカンで始めてみては」と伝えることが多いです。

理由はシンプルで、「どの国が伸びるかわからないから、世界全体に乗っておく」という考え方は、迷っているうちは特に納得感を持ちやすいから。

そしてさきほど書いたように、オルカンの半分以上は米国株なので、「米国を外す」わけでもありません。

これはあくまで私の考え方であって、どちらが正解とは言い切れません。


「自分と子で商品を分ける」という考え方が向く人・向かない人

向く人

  • 時間軸の違う複数の口座を持っている
  • 口座ごとに役割を決めて管理したい
  • 「一本化のシンプルさ」より「目的別の使い分け」を取りたい

向かない人

  • 管理は1本にまとめてシンプルにしたい
  • 商品を分けることで混乱したくない
  • 積立の設定をできるだけ増やしたくない

どちらが正解ということはありません。

「管理が複雑になるくらいなら、一本化してとにかく続けるほうがいい」という判断も立派な選択です。

投資は続けることが大事なので、自分が無理なく続けられる形を優先するほうがいい、と私は思っています。


投資を始めるにあたって、商品選びと同じくらい大事なのが「生活防衛費」を先に整えることです。積立が続くかどうかは、土台ができているかどうかに大きく左右されます。

投資を始める前にやっておきたい「生活防衛費」の貯め方|約1年で貯めた私のやり方


まとめ|大事なのは「続けられる組み合わせ」を選ぶこと

  • S&P500もオルカンも優れた商品。「どっちが上か」に正解はない
  • 私は「誰の口座か」「何年使う口座か」を軸に使い分けた
  • 自分の口座はS&P500:長期実績と、主要企業への納得感から
  • 子の口座はオルカン:数十年単位の時間軸で、世界全体に乗っておく発想から
  • 迷っている人にはオルカンが話しやすい。半分以上は米国株でもある
  • 一本化してシンプルに続けるのも、立派な正解

最終的に大事なのは、自分が腹落ちして続けられる選択をすることだと思っています。

「どれが正解か」ではなく、「自分にとっての正解を選ぶ」。
それが、長く投資を続けるための土台になります。


※本記事は個人の体験・見解の共有であり、特定銘柄や商品を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。

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