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投資を始めようと思って本屋の棚を見ると、
投資の本がずらりと並んでいます。
分厚いものも多くて、どれから読めばいいか
決まらないまま帰ってきてしまう。
そんな経験はありませんか?
投資を始めるときに読む本として、
私がすすめたいのが『投資の大原則』です。
理由は、やることが少ない数に
絞られているからです。
私自身がこの本を読んだのは、
投資を始めて数ヶ月の頃でした。
この記事でわかること
- 『投資の大原則』がどんな本か
- 私がこの本をすすめる理由
- 特に印象に残った2つの原則と、私の運用との重なり
- 向いている人と、向かないと思う人
『投資の大原則』はどんな本?

著者は2人います。
バートン・マルキールと、
チャールズ・エリスです。
それぞれ
『ウォール街のランダム・ウォーカー』と
『敗者のゲーム』を書いた人です。
どちらも投資本の定番として
名前が挙がる本ですよね。
本書の合言葉は KISS。
Keep It Simple、
つまり「シンプルにしておこう」という意味です。
いま手に入るのは第2版で、
目次はこうなっています。
- まず貯蓄を始めよう
- シンプルな投資法
- 一に分散、二に分散、三に分散
- 大きな失敗を避けよう
- 私たちが勧めるKISSポートフォリオ
- 暴落期でもあてはまる大原則
この本をすすめる理由は、やることが少ないから

本書が示しているルールは、5つです。
- 若いうちから計画的に貯蓄する
- 貯蓄の優遇制度・税の軽減制度を活用する
- インデックスファンドで広く分散する
- リバランスで資産配分を守る
- 市場価格の変動に惑わされない
これだけです。
2つ目の「制度」は、
日本ならNISAなどが当てはまります。
投資の本は情報量が多く、
読むほどに覚えることが増えていきます。
この本は逆でした。
始める前の人にとっては、
ここが大きいと思っています。
印象に残った原則①:まず貯蓄を始めよう

1章のタイトルが「まず貯蓄を始めよう」です。
投資の本なのに、最初は投資の話ではありません。
ここは、自分のやり方と一致し、納得しました。
私は先に現金を貯めて、
そのあとに投資を始めたからです。
いまの資産配分は、4つに分けています。
現金・日本の高配当株・米国の高配当株・
インデックスを、それぞれ4分の1ずつです。
現金の枠には、生活防衛資金も含めています。
投資に回すお金は、
貯蓄の上に乗っているものです。
先に現金があれば、値下がりした局面で
慌てて売らずに済みます。
ちなみに生活防衛費の貯め方は、
こちらの記事にまとめています。

印象に残った原則②:インデックスで市場全体を買う

もう1つ印象に残ったのが、インデックスファンド
で市場全体を買うという原則でした。
どの会社が伸びるかを当てにいかず、
市場をまるごと持つという考え方です。
読んだ頃の私は、すでに
インデックスの積立を始めていました。
自分が選んでいたやり方と合っていたので、
読みながら安心しました。
いまも4分の1の枠を、S&P500のインデックスに
充てています。

始めて数ヶ月で読んで、行動は何も変えていない

この本を読んだあと、
私は行動を何も変えていません。
積立の設定も、買っていたものも、そのままです。
変わったのは、当時のやり方を
続けていいと思えたことです。
自分が始めた形が、2人の著者が
勧める形と大きくずれていない。
それが確認できたのが、
この本を読んだ収穫です。
向いている人・向かないと思う人

向いていると思うのは、こんな人です。
- これから投資を始めたいが、どの本から読むか決められずにいる人
- 始めたばかりで、自分のやり方が的外れでないか点検したい人
- 覚えることをこれ以上増やしたくない人
逆に、向かないと思うのはこんな人です。
- 個別の銘柄の選び方を知りたい人
- 短期で売買する手法を探している人
本書はそこを扱っていません。
市場全体を持って、配分を守って、
値動きで動かさない。
その線で一貫しています。
次に読むなら

共著者のチャールズ・エリスが書いた
『敗者のゲーム』が、ちょうどいいと思います。
市場に勝とうとしないという考え方を、
もう一段深く扱った本です。

読むより先に手を動かしたい人は、毎月の金額を
決めるところから入るのもありだと思います。

まとめ

- 投資を始めるときに読む本として、私は『投資の大原則』をすすめたい
- 理由は、やることが5つに絞られていて、読み終わったあとに「何をするか」が残るから
- 印象に残ったのは「まず貯蓄」と「インデックスで市場全体」の2つ
- 前者は先に現金を貯めた自分の順番と一致して納得し、後者は当時のやり方と合っていて安心
- 読んだのは投資を始めて数ヶ月の頃で、行動は変えずにそのまま続けて今に至っている
※本記事は個人の体験・見解の共有であり、特定の銘柄や商品を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。
