火災保険、入ったときのままになっていませんか?
我が家は戸建てを買ってから5年。
恥ずかしながら、火災保険の中身を
一度も見直していませんでした。
サイドFIREを目指して固定費を一つずつ
棚卸ししていたとき、最後のほうで
「そういえば火災保険は?」と気づいたんです。
中身を見直して、地震保険を外したら、
保険料は年1〜2割ほど下がりました。
大きな額ではありません。
でも毎年ずっと効いてくる固定費なので、
やってよかった見直しです。
この記事でわかること
- 戸建ての火災保険を5年放置していた私が、見直したきっかけ
- 保険料が年1〜2割下がった決め手(地震保険の見直し)
- 戸建てで確認したい「水災補償」をどう判断したか
- 地震保険を外した理由と、判断するときの注意点
- 補償を削りすぎないための注意点
戸建ての火災保険を、5年も見直していなかった

きっかけは、固定費の棚卸しでした。
通信費や自動車保険を見直してきて、
手つかずで残っていたのが火災保険です。
火災保険は契約が長め(5年など)で、
一度入ると証券をしまい込んだまま忘れがち。
我が家もまさにそれで、
気づけば中身はほったらかしのままでした。
ちなみに、ひとつ前に見直した自動車保険の話は
こちらにまとめています。
まず、保険証券を開いて補償を確認した

やることはシンプルで、
まず保険証券(契約内容が書かれた書類)を
引っ張り出しました。
火災保険は「火事のための保険」と
ざっくり捉えがちですよね。
でも実際は、いくつもの補償が
セットになっています。
一般的には、こんな項目があります。
| 補償の例 | 主にカバーするもの |
|---|---|
| 火災・落雷・破裂爆発 | 火事や落雷などの基本的な損害 |
| 風災・雹災・雪災 | 台風・ひょう・大雪などによる損害 |
| 水災 | 洪水・浸水・土砂崩れなどによる損害 |
| 盗難 | 空き巣などによる盗難・破損 |
| 破損・汚損 | うっかり物を壊した等の不測の事故 |
証券を開いてわかったのは、
我が家の火災保険は、意外とスリムだったこと。
入っていたのは、
火災・落雷・破裂爆発と
風災・雹災・雪災という
基本の補償だけ。
水災・破損・汚損・盗難は、
もともと付けていませんでした。
考え方はシンプルで、
貯金でまかなえる範囲のものは、
保険で持たなくていいということ。
破損・汚損や盗難は、あると安心ですが、
金額も貯金で対応できる範囲だと考えました。
水災も、我が家の場合は付けていません
(くわしくは次の章で)。
逆に、火事のような「家そのものを失う」級の
リスクは、貯金では立て直せません。
ここは保険の本来の出番なので、
しっかり残しています。
そのうえで、今回の見直しでいちばん効いたのが、
地震保険を外したことでした。
これで保険料が年1〜2割ほど下がっています。
ここは少しデリケートな判断なので、
章をあらためて書きますね。
戸建てでいちばん確認したい「水災補償」の話

戸建ての火災保険で、
保険料を大きく左右するのが水災補償です。
これは洪水・浸水・土砂崩れなどに備える補償で、
付けるかどうかで金額がけっこう変わります。
実は我が家は、この水災補償に入っていません。
ただしこれは5年目の見直しで外したのではなく、
家を買うときに決めていたことです。
家を買う前に、住む場所のハザードマップ
(自治体が出している、洪水や土砂災害の
危険度を色分けした地図)を確認しました。
その結果、我が家のエリアは床上浸水のリスクが
低いと判断できたので、水災補償は付けていません。
水災補償は保険料に占める割合が大きいぶん、
ここを「必要か・不要か」で考えるだけでも、
トータルの金額は変わってきます。
ただし、ここは本当に人それぞれです。
川の近く・低い土地・がけのそばなら、
水災のリスクは大きく変わります。
近年は想定を超える大雨も増えています。
水災補償で迷ったら、まずは自分の住む地域の
ハザードマップを確認してみてください。
国土交通省の「ハザードマップポータルサイト」や
お住まいの自治体のサイトで見られます。
自分の家のリスクを知ってから決める。
これが大事です。
地震保険を外したのが、いちばんの決め手でした

今回の見直しで、保険料を下げる
決め手になったのが地震保険です。
地震保険は火災保険とセットでしか入れない
付帯の保険で、地震・噴火や、それによる
津波での損害に備えます。
結論から言うと、
我が家はこの地震保険を外しました。
理由は、住んでいる地域が
これまで震度6を観測したことがないエリアだから
過去の揺れの記録を調べたうえで、
我が家のリスクとのバランスで
「ここは保険で持たなくてよい」と判断しました。
地震保険は保険料に占める割合も高いので、
外したことが今回の保険料ダウンにつながりました
もう一つ、判断の材料にしたことがあります。
地震保険は「家を建て直す全額」が
出る保険ではない、ということです。
地震保険で設定できる金額は、
セットになっている火災保険の30〜50%までと
決められています。
しかも保険金は被害の大きさで
段階的に支払われる仕組み。
全壊で最大限の認定を受けても、
上限はこの「火災保険の30〜50%」までで、
被害が小さければさらに少なくなります。
これは、地震保険が家の再建費そのものではなく、
被災後の当面の生活を立て直すための備え
として作られているからです。
この設計を理解したうえで、我が家は
「足りない分は貯金で受け止める」と
判断しました。
ただ、ここは特に慎重にお伝えします。
過去に大きな揺れがない=これから先も安全、とは限りません。
地震は、これまで観測のなかった地域で
起きることもあります。
近くに活断層があるか、地盤はどうかなど、
過去の記録だけではわからない要素もあるからです
だから地震保険こそ、
自分の地域のリスクを調べてから
決めてほしい補償です。
揺れやすさや想定リスクは、
防災科研の「J-SHIS」や
自治体のサイトで確認できます。
「私が外したからあなたも」ではなく、
あくまで我が家の判断として読んでくださいね。
考え方は最終的に残した保険は2つだけにも書いています。
見直すときに気をつけた3つのこと

安くなったのは嬉しいですが、
「ただ削ればいい」わけではありません。
私が気をつけたことを3つ共有します。
1. 必要な備えまで削らない
火事による全焼など、「家を失う」級の
リスクは貯金では立て直せません。
ここを安さ優先で削ると、
いざというとき家計が吹き飛びます。
我が家も、火災保険そのものは
最後の砦として残しています。
2. 安さだけで判断しない
保険は、いざというときに
きちんと支払われてこそ。
金額だけでなく、どんなときに支払われるのか
(条件)も確認したうえで決めました。
3. 災害系の補償は「自分の地域」で考える
水災も地震も、補償の価値は
地域や建物で大きく変わります。
私の判断をそのままなぞるのではなく、
自分の家のリスクを確認してから決めてください。
まとめ

最後に、要点をまとめます。
- 火災保険は契約が長く、一度入ると忘れがち。5年放置していた私も、見直したら年1〜2割下がった
- 今回の決め手は「地震保険を外したこと」。
- 戸建ては水災補償の要否で金額が変わる。自分の家のハザードマップを確認して判断する
- 地震保険は外した(震度6の観測歴がない地域+給付は火災保険の3〜5割が上限という設計のため)。ただし過去の記録だけで決めず、自分の地域のリスクを調べる
- 削りすぎは禁物。「家を失う」級のリスクは保険で残す
まずは週末にでも、保険証券を
引っ張り出すところから始めてみてくださいね。
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※本記事は個人の体験・見解の共有であり、特定の保険商品を推奨するものではありません。補償の要否や加入・解約の判断は、お住まいの地域のリスクやご家庭の状況に合わせて、ご自身の責任でご検討ください。
